がらしゃ

このスマホ留学に参加する1ヶ月前に海外旅行をした時、その帰りの飛行機で、フランス人のご婦人(70歳で英語は堪能な方)と隣合わせになった。

私は英語に自信がないし、最初のご挨拶だけになるかな、と思いきや、なんと9時間のフライト中、お互い眠っていた時間以外、ずっと他愛もないおしゃべりをして、本当に楽しかった。

その時思ったのは、「英語が話せないのが問題なのではない。お互いに、相手のことを知ろうとして、私のつたない英語を、相手のかたは想像力を働かせて寛大な心で受け入れてくださり、私は相手の話をわかりたいと、一生懸命耳を傾け、(かなりわからない部分も多く、それでも、うなずいてしまったことは、反省点として残る)すばらしい時間を共有することが大切なのだ。」と
いうことだった。

その時得た「コミュニケーションしたいと思う心が、英会話では大切なんだ」ということを、それでも、「もっとしっかり英語が話せれば、もっと世界が広がる。」と感じて、英会話を学ぼうと思っていたら、スマホ留学に出会った。

塩原先生の、TDFCの理論は、まさに私の求めていた英会話であり、「知っている英語は、聞き取れる」という話は、魅力的で、本質をつくものだと思った。

90日間毎日続けてみて、家族が休みの日には、なかなか時間が作れなかったり、疲れてしまって集中できない日もあったが、最後まで「これなら使えそう」と思える内容だったし、塩原先生の留学体験談などの余談の中にも、ためになる英語の知識が入っていたりして、楽しい90日間だった。

サポート講師の先生からのフィードバックでは、褒めていただけるとうれしくなったし、細かい単語の発音を直していただくことができて、とてもありがたく、勉強になった。これから実践で使う時には、ただ英文を話すことばかりではなく、英語特有の発音にも気をつけていこうと思った。

昭和の女の私からすると、英会話を習うといえば、どこかの教室に定期的に通うことしかなかったし、どこか敷居が高かったが、今の時代は、家にいて、好きな時間に、好きなように学ぶことができることを実感して、便利になったなぁと思ったことも、付け加えておきたい。